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私たちについて

私たちについて

オリーブを活かし、オリーブで活かす

九州オリーブファームは福岡市の近郊・福岡県筑紫郡那珂川市にある。
わたしたちは、みかん・米農家であった実家の後を継ぎ、露地栽培、施設栽培、契約栽培を経て、オリーブに辿り着きました。

なぜ、オリーブなのか?

わたしは、オリーブ栽培を始める前から、これからの農家が生計を立てるには"六次化"が重要だと考えていました。そんな時に、地元・那珂川町でとある組織が作られ、オリーブの苗の管理を任されました。

「それから、オリーブのことを勉強し始めました。
そして、『どういった事業に持って行くか』『この先オリーブがどうなっていくか』ということを想像しました。...
『間違いなく広がっていくだろう』と思いましたね。」

日本でオリーブといえば小豆島。
オリーブ栽培を始めるにあたって、わたしはまず小豆島を訪れたという。
そしてその後、本場イタリアで具体的な栽培技術を学びました。

「栽培技術はそんなに難しいものではないのですが、誰も教えてくれませんでした。だからイタリアに行ってしっかりと学んできました。イタリアでは、まず枝の剪定を教えてもらいました。1週間ぐらい、朝から晩まで枝の剪定です。筋肉痛がひどかったですね。笑」

「それでも完璧ではないんです。」

「まずは、日本に合った品種を見極めること。そして、実績のある品種を広めていくことですね。とても長いスパンで事業のことを考えています。」

もちろん自らオリーブの栽培もしているが、九州オリーブファームの主な事業は、オリーブ創り手のお手伝いだという。栽培の指導がメインで、苗木から資材までオリーブ栽培に関する必要なものを販売し、植え付けも行えば、実がなるまでのサポートもしている。

「オリーブ農家が、どうやったら暮らしていけるかというお手伝いも私たちの事業の一部なんです。」

わたしたちのお仕事

育苗

イタリアから輸入したオリーブの苗は葉っぱが一枚もなく、木に根が生えている状態で届きます。その苗を1つずつプラントポットに移し替え、しっかりと葉のつくように丁寧に育てていきます。
その後も栽培される方々の手に渡るまでビニールハウス等で苗にとって最もいい状態で育てていきます。

栽培技術指導

オリーブ栽培のノウハウが必要な方へ、栽培の技術指導を行います。
土づくりから苗の植え方、剪定の仕方、トラブルの対処法など様々な技術を指導いたします。

農園の運営管理

農園のオリーブの剪定作業や害虫駆除、不要な雑草の除去などを行いオリーブの育ちやすい環境に近づけていきます。
また、農園の見学に来られた方たちへオリーブ栽培についての説明も行っております。

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